みぎまきつむじ日記

好きなものや日常についてのんびり更新していきます。

お久しぶりです。

こんにちは。みぎまきつむじです。

 

ほぼほぼ1年ぶりですね。

採卵後の不妊治療とその結果についてお話しようかと思います。

 

今日の内容

 

不妊治療のその後

昨年の9月に採卵をし、今年の1月に胚移植を行いました。

私の通っていた不妊治療クリニックでは年末は設備のメンテナンス期間のため、胚移植や採卵といった処置は行っていません。

なので年明けまではそれまで通りタイミング法を実施しつつ、採卵した卵の状態等の説明や体外受精の処置についての説明を受けました。

採卵した卵は顕微授精を行いその後胚培養のステップへ進みます。

この時点で胚移植可能な卵がなかったという結果が出ることもあり、結果を聞くまではとてもそわそわしていたのを覚えています。

培養された卵には細胞分裂の状態によって品質があり、一番良いものから順に体外受精に使用します。

着床しなければ次、卵の残数や品質によっては再度採卵をします。

私の場合、一番良い品質の卵が1つ。

その次の品質が3つ。

さらにその次の品質が1つ。

計5つの卵が成長しているという結果でした。

説明を聞いて少しホッとしましたが、1回目の胚移植で着床しない場合は再度採卵することをおすすめします、という説明を受けました。

今後胚移植をしてうまく着床しなかったらずっとこの治療を繰り返していくのか、また違った治療に挑戦してみるのか、はたまた子供を授かることを諦める時が来るのか。

クリニックから帰る頃には、卵が育ってくれた安心感と未来への不安が両方湧き出て、たくさんの可能性が頭の中でぐるぐると回っていました。

とはいえ一番良い品質の卵で胚移植を行うことは決定だったので、少しでもポジティブに挑みたいと思い、年末年始は自分の体調を整えることを一番に考えました。

 

そして年明け。

胚移植の日がやってきました。

卵をお腹に戻す処置のため、採卵の時よりも恐怖等はありませんでした。

採卵の時同様、手術着に着替えて待機室で呼ばれるのを待ちます。

処置台に乗り、看護師さん達がテキパキと準備をしていきます。

子宮の背中側にそっと卵を置き、その卵が内膜にくっつくようにじっと安静にしている必要があるという説明を受けました。

卵を戻す処置自体はとても短時間で終わりました。

その後移動用のベッドに自分で移ります。

卵を置いた位置を揺らさないようなイメージで、体を傾けずそっと動いてと言われましたが、具体的にどう動いていいのかわからず難しかったです。

待機していた部屋に戻ってからは1時間ほど仰向けで安静にしていました。

お昼をまたぐ時間だったので、かなりお腹が空いてつらかったです。

1時間後には看護師さんが様子を見に来てくださり、もう起き上がっても良いということだったので、その後の診察までは着替えを済ませたりトイレに行ったりして、帰る準備をしました。

その後の診察でも特に問題なく、着床を助けるお薬を処方してもらい帰宅しました。

無事着床したかどうかの確認は2週間後。

私の誕生日の2日前でした。

我が家では私も夫もイベント事にあまり関心がないため、結婚後誕生日に何かするといったことはしていません。

なので、この結果が私への誕生日プレゼントになるかも?ぐらいの気持ちでクリニックへ向かいました。

待ち時間もそこそこに診察室へ呼ばれました。

結果は、無事着床しているとのことでした。

ただし初期流産が起きる可能性があるためまだ安心はできない、ひとまずおめでとうという感じです、と説明を受けました。

それでもやはりめちゃくちゃ嬉しくて、今後どうなるかはわからないけどお腹に宿ってくれた命を最大限大切にしていこうと思いました。

さらに2週間後の経過観察でも私の場合は順調だったため、希望する産院へ転院することになりました。

不妊治療クリニックへ通う前に生理痛等でお世話になっていた産婦人科があり、出産はそこが良いなと思っていたので、迷わずそこへ分娩予約を申し込みました。

 

私の不妊治療は一旦ここで終了となります。

仕事をしながら始めた不妊治療で、タイミング法を始めてからは約2年半。

仕事をしていた時は上司に、子供なんていつでも産めるんだから別に治療なんてしなくていいとか、他の人が2人目を考えてるらしいからあなたは今は子供産まないでといったことを言われ続けていて、治療に取り組んでいいのかとたくさん悩みました。

自分が悪いことをしているような感覚になり、つらいと感じる時も多かったです。

でも夫は寄り添ってくれて協力してくれて、精神面でも金銭面でもかなりきつかったですが、この子を授かって毎日お腹で成長を感じて、治療に専念して良かったと思っています。

 

この1年の過ごし方

無事着床し、転院し、順調だったのに何故ブログの更新が止まってしまったのか。

理由はいくつかあります。

 

1つ目の理由はPCが壊れてしまい、修理に約2か月かかってしまったこと。

10月のブログ更新後しばらくしてPCがうまく起動しなくなりました。

保証期間内だったため修理に出しましたが、原因は不明で一部部品を交換しますと言われ、返ってきたのは11月末のことでした。

当時はまだ半導体不足真っ只中だったため、仕方ないとは思いましたが、買ってから2週間も経たないうちに故障・修理・そこから1か月連絡なしでかなりモヤモヤしました。

以前使っていたタブレットももう調子が悪く使用できず、スマホからはうまくログインできなかったため完全に更新が止まってしまいました。

PCは返ってきたので再度初期設定をしましたがまだ何とも調子が悪く、その他デバイスを変更してみたり、調整しているうちに年末年始に入ってしまいました。

年末年始ってどうしてあんなに忙しいんですかね。

胚移植の予定等もあり、ゆっくり文章を考えてる余裕はありませんでした。

 

じゃあ移植後がどうだったのかというと、転院の手続きやその後の生活に向けて準備をしていたところ、つわりが始まってしまいました。

更新は止まっていた2つ目の理由はこのつわりです。

2~3月の間はかなりつわりが酷く、ベッドとトイレを行き来するだけの生活をしていました。

食事もお風呂もままならない状態で、転院先のクリニックへ健診へ行くのも、自分で運転できない状態でした。

入院はしたくないという気持ちがあったため何とかスポーツドリンクを飲み、その日食べられそうなものを食べ、吐き気をこらえて気合で寝る、という生活をしていました。

このつわり生活についてはまたどこかで詳しくお話したいと思います。

 

4月に入ると少しつわりが良くなってきました。

完全に終わったのはGW頃だったと思います。

この頃ちょうど性別が判明し、びっくりしたからか一気につわりが吹っ飛びました。

ほぼ寝たきり生活だったため筋力が落ち、自分一人で外出できるようになるまでかなり時間がかかったように感じます。

体調が落ち着いてからはもう子供のことばかり考えていて、妊娠出産に関する知識をつけるため、ひたすらスマホで調べる日々が続きました。

体重コントロールのために食事内容を見直したり、出産準備品について調べたり、とにかく先輩ママさんの体験談をたくさん見ました。

元々イベント事にあまり関心がなかったため、マタニティフォト等はしなくてもいいかなと思っていましたが、調べれば調べる程人生で今しかないんだなと感じ、やれそうなことはやってみようかなという気持ちになりました。

GWに性別が判明して早々、流行りのジェンダーリビールケーキを自作しました。

マタニティフォトは現在検討中です。

スタジオで撮影する予定はないので、セルフで写真に残せたらなと考えていますが、どうなることやら。

 

6月には冷蔵庫を買い替え、7月にはコロナに感染し、8月には洗濯機を買い替え、ついでにスマホも買い替え、夫の連休中には出産準備品を買いに走り、我が子を迎える準備を少しずつ進めてきました。

コロナになったのは本当につらくて、つわり生活を彷彿させるような寝たきり生活でした。

この辺りもまた改めてお話したいですね。

そして現在、気づけばもうすぐ臨月に入ります。

月齢カードを作りたいなと思い久しぶりにPCを起動したので、思い付きのようにブログを書き始めてしまいました。

もしかしたら出産後はまたブログの更新が止まってしまうかもしれませんが、どこかのタイミングで備忘録として記録したいと思います。

 

ちなみにお腹の子の成長は順調です。

お顔は見せてくれませんが、ずっと成長曲線のほぼ平均値で成長しています。

今気になることといえば、我が子の位置が横位と呼ばれる位置になってしまっていることです。

正常位だと頭が下で体が上の状態になるんですが、我が子はずっと頭と体が横向きです。

今後向きが戻らなければ帝王切開になるかもしれないみたいです。

次回の健診までは様子を見ましょうを言われているので、とにかく体を冷やさないように、お腹が張らないように生活しています。

何とか自力で正常位になってほしいですね。

 

出産までもう少し。

元気に我が子に会えることを祈って、自分にできることをしっかりやっていきたいと思います。

 

それでは。